手持ちの防水時計の重量を測ってみたら、その差に少々驚きました。
なお、今回の測定は、タニタのキッチン用のハカリを使用しましたが、小数点以下は表示されないモノです。
ブレスのものは私の腕回り(17.5cmくらい)に合わせてあります。
①SEIKO SBDX017(ラバーベルト)・・・138g

時計部分が重い印象。着けていて、そんなに疲れる印象はありませんが、厚さもあるため、少し遠心力の影響を受けやすいです。
②SEIKO SBDX017(ブレスレット)・・・200g

とにかく全体が重いです。本体も重いけど、ブレスも肉厚でかなりズッシリきます。長時間装着していると外したくなりますし、実際これを仕事に着けて言った日は、高確率で外して机の上に置いています。
③ブランパン フィスティーファゾムス・・・104g

チタンということだけあって、大きさから考えれば十分軽い。さらに、部品点数が増えるはずのグランデデイトや香箱を3つ(3バレル)積んでいることを考えれば優秀な数字。しかも腕への設置面も面積が大きいので、見た目や数字以上に快適です。
④モーリスラクロア アイコンベンチュラ・・・130g

数字以上にズッシリ来る感覚があります。ラバーベルトにしては、少々重い部類。こいつも一日中装着していると結構疲れますね。
⑤ロレックス エクスプローラーⅠ(214270)・・・136g

快適な付け心地の39mmエクワン。ブレスとのバランスも良く疲れることはまずない。
⑥オメガ シーマスター300M007・・・72g

目を疑う軽さのチタン製シーマスター。NATOストラップということもあり、もう着けていることを忘れそうな軽さ。今回の最軽量。
まとめ
今回手持ちの比較的防水性の高い時計6本を測定して比べてみました。すると最重量と最軽量で約3倍近い重量差がありました。もちろんベルトの素材やケース素材は異なりますが、改めてその差の大きさに驚きました。
一番重かったのは、SEIKOのSBDX017のブレス仕様。しかしこちらは「飽和潜水時計」で「2種潜水時計」なので、並のダイバーとは違います。重くても仕方ないかもしれまえんが、普段使いとなると少々疲れますね。また重さも快適性を決める要素ですが、それ以上に「重量バランス」も大きく影響します。
一方、最軽量はオメガのシーマスター300M。チタン+NATOストラップということもあり、驚愕の72g。金属以外の何かでできている?という錯覚すら覚えます。正直、一番付けていて疲れないのは、ダントツこいつ(シーマスター)でしょう。
長時間着けていて疲れにくい時計を探している人や、筋トレのため少しでも重い時計を探している人(笑)は、今回の測定結果を参考にしていただければ幸いです。