
ロレックスの転売はモノによっては100万円単位で利益が出ることから、一攫千金を狙う転売ヤーにとっては代表的な転売対象となっています。
本当に欲しい人が買えなくなるなど、いいイメージのない転売ですが、転売をすること自体は違法ではない。しかし場合によっては、違法になったり、職を失う可能性があるので、気をつけたほうがいいことをまとめて起きます。
転売ヤーのかたで、下記に該当する人はぜひ事前の対策をしておきましょう。

ロレックス転売リスク① 脱税(所得税法違反)

経費を差し引いた利益(いわゆる純利益)が年間20万円を超えると申告の対象となる。(他に一定の収入がある場合)
ロレックスの人気モデルは1本転売しただけで数十万円から100万円単位の利益が出るので、購入時の領収書や売却時の明細書、送料などのかかった経費の明細を保管した上、漏らさず確定申告しましょう。
みんなやってるから大丈夫ではなく、税務署全てをお見通しと思った方が良いでしょう。
ロレックス転売リスク② 古物営業法違反

利益を目的とした転売には古物商の許可(いわゆる1号営業の許可)が必要になります。
本来この許可がないと利益を目的とした転売は違法となってしまいます。
この「利益を目的とした」というのは本人の意図に関わらず、実際に繰り返し利益が出ていれば、そうみなされることがあるそうですので注意してください。
ちなみに古物商は、管轄の警察署で申請して取得することができます。費用は約2万円程度ですので、転売をやられる方は取っておいた方が良いでしょう。詳しくは警察で話を聞いてくださいね。
ロレックス転売リスク③ 副業(社内規則違反)

所属する会社の規則で副業が禁止されているのにも関わらず、転売で利益を得ている場合、それが会社にわかれば副業とみなされることがあり、規則次第では解雇や減給などになってしまうこともあります。
また公務員は原則副業が禁止されていることから、転売して利益を得ていることがわかれば、懲戒の対象になることがあります。
最後に
転売を日常的にしている人だけでなく、もしいい話があればと考えている人も、転売には上記のようなリスクが存在することを理解しておいた方がいいでしょう。
目先の20万円のために、色を失ったり、社会的な信用を無くしたりしたくないですもんね。
今日ご紹介した「リスク」を知っておくことで、正しく合法な転売をしましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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