時計のサイズ選びは、時計のブランド選び、モデル選びなどと並び重要な要素なんです。サイズ選びを間違えてしまうと、せっかく買った時計を使わなくなってしまったり、嫌になって売却してしまったりと「後悔」をする大きな原因にもなります。
実際私も過去に、サイズ選びを間違えたがためにせっかく買った時計を、使わなくなってしまい引き出しの奥に仕舞い込んでいたり、かなり「損」をして売却してしまったりしたことが幾度をあります。
これから時計を購入しようとする方に私のような後悔をしてほしくないので、サイズ選びの重要性について書こうと思います。
時計のサイズとは
一般的に時計のサイズといえば、ケース径(横幅で竜頭は含めない・単位はmm)のことを指します。
サイズを決める要素は「人」だけではない。
「私は38㎜の時計が好き」だからと言って全ての38㎜がしっくりくるわけではないんです。
例えば上の画像のノモスは38㎜でも比較的ガラスの面積が大きいせいか同じ38mmの時計より大きく感じます。
しかし、以前フィフティファゾムスバチスカーフという38㎜のダイバーズウォッチをショップで試着したところ、レディース?と思うくらい小さく感じたのです。
つまり同じ38㎜でも感じ方が時計によって違うのです。
時計によって、ダイバーズウォッチやクロノグラフなどの時計のジャンルによって感じるサイズ感(感じ方)は変わってくるため、同じ人でもサイズは一律ではないということなのです。
左45㎜、右43㎜、実際着けてみると本来小さいはずのエドックスの方が大きい印象に感じるんです。
また色によっても「見え方」は変わる。
33㎜の割に大きく感じる?白文字盤。
時計のサイズは重要 後悔や使わなくなる原因にも
経験ある方もお見えになると思いますが、時計を買った後に、「思ったより大きすぎた」とか「小さすぎた」と感じること違和感があり、その違和感が気になりはじめるとその時計を使わなくなったり、嫌になったりすることにもなります。
例えば、上の画像で出てきたEDOX。「少々大きいけど、たまにはいいか。」と思い購入しましたが、違和感を感じつつも数ヶ月使いましたが、やはり違和感が払拭できず売却してしまいました。
EDOXはマイナス2万円ほど(それでも十分痛い)でしたが、入手困難な一部の時計を除き、基本的に時計を売却しても、買った金額は取り戻せません。サイズ選びを間違えてしまったが故、何万円も何十万円も損をすることになることも。
ですので、冒頭にも書いたとり、ブランド選び、モデル選び、などに並んでサイズ選びは非常に大切になってきます。
まずは自分のサイズを知ろう
例えば私のこれまでの経験や失敗を踏まえた「決め事」があるんですが、
種類 | サイズ |
三針 | 36〜40mm |
ダイバーズ | 39〜45mm |
クロノグラフ | 38〜43mm |
パネライ | その都度 |
という具合です。基本的にこの範囲を外れると、1年を待たず売却してしまうことが多いです。ただしパネライのサイズ感は通常の時計とは少々異なるなど例外が存在します。
「ちょっと冒険して、いつもより大きめ(小さめ)の時計にしてみました。」ということは今まで何度もあったが、やはり長続きしないのです。
付き合う女性と一緒で、気分を変えて好みと違うタイプの女性と付き合っても長続きしないような感覚です。
ですので、まずは、自分のサイズの範囲を知りましょう。私のようにこれまで何十本と「失敗と後悔」を繰り返し自分のサイズに辿り着くのもいいですが、無駄な費用がかなりかかってしまいますので、なるべく早い段階で自分のサイズを理解することが大切になります。
自分のサイズを知るために
その時計が自分にあったサイズなのかを知るためには、洋服と同様で試着をすることが、一番の近道になります。
ネットショップで購入を検討する際も、一度店舗に行き、試着をすることをお勧めします。(そのお店の方には申し訳ないのですが、そのままその店舗で買ってしまうこともありますし・・・)
複数の時計を検討している場合は、そのブランドの専門ショップをいくつも回るのではなく、「デパートの時計売り場」にいかれることがおすすめです。
デパートの時計売り場にはメジャーブランドが同じ売り場にありますし、試着する時計のブランドが変わっても店員さんの対応もシームレスに行われる場合が多いです。
また、場合によってはサンプルの時計を取り寄せることも可能で、保護シールやビニールがない素の状態の時計に触れ、試着することが可能になります。まずは、百貨店の時計売り場に行き、お目当てのモデルのサンプルを取り寄せてもらうことが可能か否かを確認すると良いでしょう。
また試着をする際には、自分だけでなく美的センスのある友人にあなたが時計を着けている姿を第三者目線でみてもらい、意見を求めることも有効な手段だと思います。
あと色々な時計を試せるこれ。私もいつかやってみたいんです。「腕時計のある生活」時計のレンタル月々3,980円からで、色々な時計が試せるので、試しまくって自分の好みや合うサイズ感を見つけることができます。今、私がEDOXで2万円を損したことを思えばもう少し高級な時計を借りれるプランも数ヶ月試せたと思うと、後悔×2です。
いつかレンタルを開始したら、実際のレビューを書きたいと思っています。
まとめ 時計は安い買い物ではないから
ここまで、サイズ選びの重要性について、説明しましたが、まだ「たかが数ミリのサイズでそこまで?」と思われる方も見えるかも知れませんが、意外に人間の感性はミリ単位で違和感を感じるくらい繊細なものなのなのです。車の横幅が10cm変われば、かなり大きくなったと感じる人がほとんどのように、時計の3mmもかなり大きな差に感じるのです。
私のように、これまで「サイズ選び」を間違えてきたため、無駄なお金をいくら使ったかわからない人にならないため、サイズ選びは慎重にした方が良いと強く感じています。
ぜひ今回の記事を参考にしていただき、後悔ない時計選びの参考にしていただければ幸いに思います。
他にも色々な時計に関する記事(コチラ)がありますので、ご覧いただけると嬉しく思います。