先日、この記事を見た友人からこんな相談を受けました。
【所有するSEIKOの時計をブレスを外してみたら、ケースに錆が発生していて、ガタガタになっているから、前言ってた「リケース」がしたいんだけど、どうすればいいの?】
個体番号を確認してもらってわかった製造年は2006年だったので、15年前ということになる。早速友人に代わってSEIKOのサービスにメールで問い合わせ他ところ次のような回答でした。

内容はメールは画像の通りですが、つまりサポート期間が過ぎているので、リケースはもちろん、研磨や修理までも受け付けることが出来ない、そうだ。

ネット上でも度々質問などされている方がみえますが、SEIKOのサポート期間はグランドセイコーやガランテが10年、その他は7年とのこと。なんとなくは知っていたけど、部品の供給や研磨すらしてもらえないんだ・・・って少々残念に思いながら、友人にそのことを教えてあげると、友人もかなり落胆していました。というか後半は半ば怒っていました。

確かに、以前私が所有していた、製造から20年以上経ったチュードル(現チューダー)のサブマリーナのリケースについて、日本ロレックスに問い合わせたところ、スイスに新品のケースの在庫があるので、期間は少々かかるが、OH+4〜5万円(たしか)くらいで対応しますと回答を得たことを覚えています。
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それを考えると、今回の対応、日本のメーカーが少々寂しい対応であると思ってしまいませんか?
さらに、もしこれが何十万したグランドセイコーとかならもっと納得いかないところ。
以前グランドセイコーはより長い期間パーツをストックするために、ブランド内で共有パーツを多用しているから、デザインに多くのバリエーションが持てない。なんてことを聞いたことがあるが、今回のことはバリエーションが多い”SEIKO”特有のことなんでしょうか?

いい時計を作るのに、ちょっとサポートは充実していると言い難いと思うのは私だけでしょうか?ロレックス(チューダー)やパテックの姿勢を少し見習って欲しいと思ってしまった。一時はSEIKO熱でSEIKOの時計を続けて何本も買った私ですが、ちょっと今回のことで、再度微妙な気持ちになりました・・・

改めてなんですが、もう少しSEIKO内のブランドを整理して、バリエーションを整理した上、サポート体制の充実を図って欲しいと思います。