1905年の設立から110年以上の歴史の中で、数々の伝説や偉業をその歴史に残してきたロレックス。本日はその意外と知られていないエピソードを紹介します。これを見れば、今日からロレックス通!ぜひ最後までご覧ください。

ムーブメントを他社1社にだけ供給したことがある。
1930年代から1960年代にかけてイタリア海軍に供給されたパネライのルミノールやラジオミールにはロレックスのムーブメントが載っていた。1994年には復刻版として同じくパネライからプラチナケールにロレックスムーブメントを載せたラジオミール(PAM00021)が世界限定60本で発売された。プラチナケースにロレックスムーブメント。お値段は900万弱でGMTさんが売っていました。

これらを除き、これまでロレックスが他社にムーブメンを供給したことはないのです。
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↑こちらはノーマルの復刻版なのでお値段も現実的
ドーバー海峡を縦断した話=ただのロレックスの宣伝

1927年にイギリス人のメルセデス・グライツ嬢がロレックスの腕時計(オイスター)をつけてドーバー海峡を横断したことでその防水性能を世界に知らしめた話は有名であるが、実はロレックスが広告に巨額を投じた自社製品の宣伝であった。昔からロレックスがマーケティングが得意なのは変わっていない。
ジュラルドジェンタデザインのロレックスがある

1970年代後半に発表された、ロレックスオイスタークオーツは、ジェラルドジェンタ氏がデザインを担当したという噂があるが、真相はわからないまま。しかし明らかにロレックスの中では珍しくラグレスでノーチラスやロイヤルオークを彷彿とされるシルエットは、ジェンタデザインである可能性を感じさせられる。
さらにレアな自動巻モデルを発見した記事はこちら
意外な日本限定モデルが存在する

スペースドゥエラー1560、デイトジャストターノグラフ16263 、オイスターパーペチュアル116000は日本でしか売られていなかったと言われている。特にスペースドゥエラー1560は希少で高値で取引される。見つけたら即買いですね。
少し前までロレックスは2社あった。
2004年までは、ロレックスには「ロレックス・ジュネーブ」と「ロレックス・ビエンヌ」という二つの会社があった。元々は商品の開発や企画を行なっていたロレックス・ジュネーブとムーブメントを製造していたビエンヌのエグラー社(後のロレックス・ビエンヌ)は別資本の別会社であったが、2004年にロレックス・ジュネーブがロレックス・ビエンヌを買収して今のロレックスとなったのです。
消えていったペットネームは意外にたくさんある。
消えたペットネームといえば、スペースドゥエラー、スピードキング、ロイヤル、スカイロケット、エベレスト、メトロポリス、アスリート、アクアコマンダー、チェスター、エアタイガーであるが、もしかしたらミルガウスの様にいつか突然復活するかもしれない。それがプロフェッショナルモデルであれば、超プレミア化は必須なので動向に注目したい。
↑スピードキングは女性におすすめです。
COMEXモデルが多くが世に流出した理由
フランスの潜水会社COMEXとのWネームサブマリーナやシードゥエラーは高値がつくモデルであるが、元々はCOMEXが社員に貸与していた時計で、退職時には返却義務があった。しかし、COMEXが倒産した際に多くが世に流出したことから市場で売買がされるようになった。

ロレックスの針は18金無垢できている。
いつからそうなったかは不明であるが、現行モデルはの針は全て18金無垢でできている。耐食性を重視し採用されているので、色までは金ではなく、ホワイトゴールドと思われる。

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