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クレドールGCCR997に物申す

去る2024年初夏、クレドール(SEIKO)は衝撃的な発表をした。

1979年腕時計界のピカソことジェラルドジェンタがデザインし誕生したクレドールの名作、ロコモティブを現代に蘇らせ、限定300本で発売する。

しかも初代で採用されたクオーツムーブメントではなく、自動巻きで!

GCCR997

このニュースに心が躍った。

欲しい・・・価格は176万円と決して安くないが、本能的に欲しいと思った。

予約開始日早々に血眼になりながらクレドールブティックに電話をかけまくった。

しかし、電話をかけた全てのクレドールショップは、既に割り当て本数に予約が入っている状態で、もう買える見込みなし。

付き合いがある、老舗のクレドールショップに問合せ、「努力します。」の返答を得るも数日後に電話で「ダメでした。」の返答。

かなり悔しかった。

その後はあちこちで、転売されているのを見た。230万円のプレ値で売れる物件もあった。

さすがにプレ値では手が出なかった。

しかし数ヶ月の時が経ち、再び衝撃のニュースが、、、

GCCR997発売

怒りが混ざった疑問が、、、

クレドールさんよ。おかしいよ。

限定とレギュラー逆でしょ?

オーソドックスなグレー文字版が限定300本で、どちらかというと使いにくい六角形パターン柄付きのグリーン文字版がレギュラーって。逆の方が良かったのではないか?

ロレックスのサブマリーナでも、限定ではないが、明らかにグリーンサブの方が特別で、通常のブラック文字版がベーシックな印象。

クレドールのこの2本の販売に関して計画的だったのかな?って思っちゃいます。

クレドールまでが、SEIKOっぽい売り方してるけど大丈夫なんかな。

一貫した姿勢から生まれるブランドの信頼性、これをもう少し意識して欲しい。

今回のロコモティブの出し方には少々疑問な私です。

価格も限定モデルよりレギュラーモデルが高くなってるし、正直欲しくなくなった。



高校生の時に図書館で「男の一流品図鑑」を見たことがきっかけとなり、以時計収集の趣味に目覚める。これまで所有した機械式腕時計は100本以上。

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