「時計を1本しか所有できないのなら、何を選ぶ?」こんな問いを自らにしてみて出た答えは、
「ダイバーズウォッチ」でした。
色々なシチュエーションもとでの使用を想像しながら購入計画を企てることが時計を趣味にする者にとっては楽しみの一つでもあるのですが、敢えて1本に絞るとしたら・・・と考えてみると答えはダイバーズウォッチだったのです。
その理由について説明します。

1 どんな服装にも合いやすい。
ダイバーズウォッチはスポーツウォッチなので、スポーツウエアやカジュアルに合いやすいことは、ご想像の通りです。これから真夏がやってくるので、大人でも休日は半袖・ハーフパンツで出かける機会もあるかと思いますが、そんなコーデとダイバーズウォッチの相性は抜群です。
一方一見フォーマルな服装にはちょっと・・・という意見もあるとは思いますが、その常識は時代とともに淘汰されており、現代ではむしろダイバーズウォッチとスーツは相性の良い組み合わせと位置付けられています。

1962年に公開された「007 ドクターノー」で、主演のショーンコネリーはタキシードにNATOストラップ仕様のロレックスサブマリーナを着用していたことは有名なエピソードですし、スーツ姿が多い007ジェームズボンドの腕時計はオメガシーマスターであることは、前回のこの記事でも触れた通りです。

こういった影響もあり、現代のビジネスマンの方の中にも、スーツ×ダイバーズウォッチでかっこよくお仕事をされる方は多く見えます。
つまり、どんな服装にもハイレベルにマッチするのです。

2 防水性と耐久性が高く、気を使わなくていい。
もちろんダイバーズウォッチなので、日常の雨、汗、その他の水濡れでは、びくともしない防水性を誇る上、耐衝撃性も備えられているので、電車通勤やレジャーなどの過酷な状況下でも特に気を遣うことなく使用することができます。

汚れたら、そのまま水道で洗ったり、一緒にお風呂に入ることだってできちゃいます。
3 回転ベゼルが意外に便利
本来は、潜水できる時間を記憶するための機能である回転ベゼルですが、これが意外に便利なのです。潜水士ない日常でも何分(秒)経過したか、何分に始まったか、など時間をを記憶する際にあると意外に便利です。

4 ベルトを変えて楽しめる。
ダイバーズウォッチのベルトは、ドレスウォッチなどと違い、さまざまなベルトを付け替えて楽しむことがしやすいジャンルの時計です。金属製ブレス、ラバーベルト、NATOナイロンストラップ、革ベルト、など選択肢が多く、これらを替えることで雰囲気がガラッと変わるので、一本でさまざまな雰囲気を楽しむことも可能です。
これを選べば間違いない!ダイバーズウォッチ3選
これを選べば間違いない、マルチなダイバーズウォッチを選びました。本日のお題の通り、カジュアルからフォーマルまでマルチにカバーできて、機能性、信頼性ともに申し分ないダイバーズウォッチになります。
Googleとかで「ダイバーズウォッチ おすすめ」とか検索すると、かなりたくさんの候補を取り上げたサイトもありますが、今回のお題の通り、1本しか所有しない前提があるのと、マルチなダイバーズということで、カジュアルからフォーマルまでをカバーできるという条件の下厳選するとこうなります。
1 ロレックス サブマリーナ デイト・ノンデイト・・・言わずと知れたダイバーズウォッチのアイコン。資産価値としても間違いない1本です。時計に興味がなくてもこれを買っておけば、何かと良いこと尽くめです。
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2 オメガ シーマスター・・・007ジェームズボンドの時計。サブマリーナより入手の敷居はずっと低いけど、長年に渡り愛される名作です。
【新品】オメガ 210.30.42.20.06.001 シーマスターダイバー300M 自動巻【新品】
3 ブランパン フィフティファゾムス・・・世界最古ブランドの世界最古の市販ダイバーズウォッチ。ロレックスのサブマリーナと同年の登場ながら、実は数ヶ月こちらの方が早い説がある。より高級かつエレガントさを求める人にはこちらもおすすめ。
【新品】ブランパン 5000-0130-B52A フィフティファゾムス バチスカーフ ブラックセラミック/セイルキャンバスストラップ ブラックダイアル 自動巻き
本当は、セイコーのプロスペックスとパネライを入れたかったけど、その2本はちょっとパラメーターに偏りがあるので、今回は見送りとなりました。↓最近個人的にこれが気になってます。
ダイビングしなくてもダイバーズウォッチがお勧め!
これまで述べてきた理由から「最初の1本」でも「最初で最後の1本」でもダイバーズウォッチをおすすめします。私を含む一般人であれば、タキシードを着る機会は、子供の結婚式くらいだと思うので、あとはダイバーズウォッチが1本あれば全て乗り切れてしまうのです。しかし、たとえタキシードにダイバーズウォッチをしたとしても、ショーンコネリーさんが1960年代のすでに公の場で実践済みですので、そにも特に臆する必要ななさそうなんですか・・・。
とにかく、ダイバーズウォッチは現代社会において、いつの間にかスポーツウォッチの枠をこえ、全盛期のイチロー選手くらいにマルチな存在なのです。私ももし今後時計を1本しか所有できないとなれば間違いなくダイバーズウォッチを選択すると思います。