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クロノ24(Chrono24)で腕時計を買った。

以前からクロノ24(Chrono24)は世界の腕時計相場の確認に主に使用していましたが、実際に腕時計を購入したことはありませんでした。

サイト:https://www.chrono24.jp/

最近グランドセイコーのとあるモデル、6145-8050が欲しくなり、国内の色々なサイトを物色していましたが、生産本数が少なくレアなモデルなのか、良い物件を発見できずにいたところ、クロノ24(Chrono24)にて一点物件を発見。(曜日と日付けのついた6146-8050なら国内にも何点か物件はあったけど、曜日表示付きは正直好みではないので、今回はデイトのみの6145-9050を狙うことに。)

しかし、出品地域はなんと「サン・バルテルミー島」。全然ピンとこない。ググったところ、カリブ海近くのフランス領の島らしいのですが、正直初めて聞きました。しかし綺麗な風景。こんなところに住んでみたいものです。

なぜここに日本で1972年に製造されたグランドセイコー61GSが存在するのかは謎ですが、その島に在住する方がクロノ24(Chrono24)にこの61GSを出品されておられたようです。



説明文は下記(原文)の通りで、低レベルな英語力ながら翻訳アプリ等に頼らず和訳してみました。(翻訳アプリは変な日本語に訳されることがあり意味も変わってくることがあるので)

(和訳した腕時計の概要)

  • 1972年製造のGRAND SEIKO 6145-8050
  • シルバー文字盤
  • ムーブメントは6145で36000振動
  • 黒のセイコー製の良好なコンディションのレザーストラップ(尾錠は多分純正じゃないと思う)
  • オリジナルのリューズと綺麗なゴールドメダリオン
  • 全体的に綺麗なコンディション
  • 時間と日付は正確に作動
  • オリジナルのクリスタル風防は浅めの線傷と12時付近に凹み(多分欠けでしょう)
  • 文字盤は完璧
  • ケースとベゼルは良いコンディションで使用と経年に伴う浅めの傷はあるけど、ケースは一度も研磨していない。
  • 50年経過した時計なので、防水性能は保証しない。
  • 備考として、この時計はコロナウイルス感染拡大を考慮してDHLにてカリブ海のセントバースから発送します。(nota?note?ここなんか和訳間違っていそう)

【原文】

GRAND SEIKO 6145-8050 manufactured in 1972 (MADE IN JAPAN).
This 61GS has a beautiful silver dial.
The watch is “motorized” with the famous Seiko 6145 automatic 36,000 bph movement.

The watch comes with a black Seiko leather strap in excellent condition, with the orignal GS crown and a beautiful gold medallion.
The watch is in overall beautiful condition.

Time and date work as very well
The original crystal has a few light hairs and a small dent at 12.
The dial is perfect.
The case and the bezel are in good condition with light scratches due to use and age. The case has not been polished!!!
Due to the watch age (50 years!) the water resistant is not guarantied.

NOTA : Due to the sanitary crisis, this watch will be worldwide shipped with UPS/DHL Express (Express shipping with tracking and full insurance) from St Barth in the Caribbean.

説明文と画像を見る限り決して悪くはない・・・

傷は多そうだけど、エッジが残っていることはなんとなく確認できるし、クロノ24(Chrono24)で腕時計を買う初体験にもなるし、何と言っても国内に物件がないので「買い」と判断。ちなみにこの6145-8050は1970年代初頭、アンティークGSでは末期の年代に分類される。1970年代当時に流行ったカットガラスを持つ、今となっては逆に新鮮だしGSのお堅いイメージから考えると少々異端児的な存在。(座布団=6145-8020ほどではないが。)


眠れる獅子を起こす グランドセイコー復活物語

購入自体は簡単、その後のメッセージのやり取りは最小限で大丈夫みたい。

実際に買おうとなったけど、説明に「送料は相談」的なことが書かれていたので、「見積もり依頼」をしてみると、思いのほか送料は安価(それでも1万円強(結果16,980円))だったので購入することに。



購入ボタンを押して、カード決済クロノ24(Chrono24)の住所登録が日本語になっていたようで、出品者の方からメッセージがありましたが、英語表記の住所を送ると「了解(well noted!)」の返答が。

円安の真っ只中だったけどユーロなのでまあよしとしました。

購入価格は送料込みの約135,000円弱と私としては妥当な金額の範囲でしたし、ドルならもう少し高かった?と考えれば悪くはないと思っています。最近ドルに対しては円安ですが、ユーロに対してはむしろ円高傾向になっているので、今のタイミングで海外から時計を買うなら通貨はユーロがいいのかもしれませんね。

のちに購入時のレートは1€=141.5円ほどとわかりました。

あとは、実際に届いてからのお楽しみとして、また届いた際にはこの続きを書きたいと思います。

最近アンティークのGSにハマっています。噂通り結構「アンティークGS沼」ですが、またいつかはこの熱も冷めて全然違う腕時計を買い出すんだろうな・・・って自分でもわかっています。よってブログの内容が時期によって偏ってしまうこと申し訳なく思っていますが、今後とも本ブログをよろしくお願いします。本題に戻り・・・

悲報。関税がかかる?らしい・・・

注文から数日後の今日、いきなり配送業者のDHLから携帯にSMSがありました。怪しいと思いながらもURLにアクセスすると。

8,700円もかかるのかあ・・・そうなるとトータル15万円近くなっちゃうじゃん・・・(泣)

運が悪かったのか、これが毎回のことなのかはわからない。

しかし「まだ払わないことにする。」と決めました。これが本当に関税の請求なのか、詐欺メールなのかがわからなかったのと、過去の経験から、最終到着時に払うことが可能なはずなので、何かの間違いという淡い期待とともにあと1週間後(予定)の到着を待つこととする・・・はずでしたが、少々不安になりDHLのお問い合わせ番号(0120392580)に電話をすると、

「SMSにご案内したこと間違いございません。お支払いいただければと思います。」との返答であったため、詐欺メールでもなければ、この請求は正当なものということを認識し、そのままカードで決済しました。

しかし、追加で8,700円は痛い・・・(泣)トータル14万円台か・・・(汗)

正直毎回こんなに関税がかかるとなるとクロノ24(Chrono24)で安く売られていたとしてもその恩恵が薄れてしまいますね。

学んだこと、今回クロノ24(Chrono24)で腕時計を購入する際は、

  1. 関税のリスクを含めても明かにお買い得(円相場等も含めて)
  2. 国内では手に入らない(入りにくい)

このことが、満たされた際にするのが良さそうです。ぜひご参考にしてください。

購入したGS(6145-8050)の到着は7月25日(月)の予定なので、届きましたらレビューを含めまた本ブログに投稿します。

待つこと約10日。61GSが届きました!

予定より5日早くカリブ海から届きました!

梱包は予想に反して丁寧で、少々驚くとともに安心しました。

関税含めトータルコストは143,126円でした。

クロノ24(Chrono24)の説明文通りの状態で、関税がかかったこと以外は想像通りとなりました。

総合的に満足しています。

梱包状況や腕時計の状態等は下記の開封動画をご覧ください。

ABOUT ME
CI-369
高校生の時に図書館で「男の一流品図鑑」を見たことがきっかけとなり、以時計収集の趣味に目覚める。これまで所有した機械式腕時計は100本以上。

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