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バルチック(BALTIC)MR-01

カルティエ・サントスデュモンを予約したが、1年ほど待つ可能性があるため、ツナギの時計を買いました。

ほぼ無音で申し訳ありませんが、動画撮りました。

動画に続き、写真&テキストでも紹介しておきます。

どうしてこの時計を選んだのか?

前回ブランパンを売却してカルティエ・サントスデュモンを予約したが、約1年待ちらしいので、ぽっかり穴の空いたブランパンの寂しさを紛らわすため、こんな条件で時計を購入することに・・・



  • サイズは40mm以下
  • 薄い
  • スーツにもカジュアルにも合う
  • ムーブメントにはこだわりたい
  • 革ベルト
  • 予算は10万円以下

最終的にハミルトンの手巻きのカーキと迷いました。

ケースサイズが決定打となり、BALTICに決定。

BALTICの日本国内正規代理店はHº M’ S” Watch Store

https://www.hms-watchstore.com/c/brand/baltic

でも、いざ購入しようとすると・・・Hº M’ S” Watch Storeでシルバーとサーモンはsold outとある。その後在庫が復活していました。

なので、フランスのBALTICで直接購入することに。

https://baltic-watches.com/ja

545ユーロだったので購入時のレートで≒88,600円

「お、国内正規より安く買えるじゃん!」



って思っていたら落とし穴があった。

購入後DHLからメールがあり、関税7,080円を払うように案内が・・・

結局関税合わせると95,680円

国内正規店より高くなった・・・

「泣く子と地頭には勝てぬ」から仕方ない。

思ったより良い時計?

注文から5日で届きました。

フランスからの送料の代わりに関税を払ったと思えば、納得か。

段ボールと外箱を開けると本物のコルクが貼られた内箱にたどり着く。

SEIKOの箱よりは明らかにコストがかかっている。



海外製品はこういう演出のうまい製品が多い。

箱を開け、早速時計本体を確認していく。

ムーブメントは香港製、その他は記載等ないが、多分香港(中国製)

しかし侮ることなかれ。決して悪くない。むしろ良い。

文字盤、インデックス、針、ケースどこをみても「粗い、雑」と言った印象は皆無。

スイス製と言われても全く違和感はない。

正直時計としてのオーラはあまりない。ブランドのアイデンティティや歴史などが感じられないからだろう。

でも品とセンスがいい。たぶんこの時計を企画設計した人は相当時計付きだとおもう。

梨地の文字盤。ヘサライトガラス≒プラ風貌、インデックスはブレゲ数字。スモールセコンドは6時位置ではなく7ー8時位置にオフセット。サイズは今となっては小径の部類となるであろう36mmとツウ好みの要素が満載。そして全てがバランスよく配置された印象が強く、日本の時計にはない西洋の雰囲気が漂う。

質感も高い。ケースやラグの裏など、各箇所をじっくり観察してもアラが見当たらない。

これが現代の中華製の実力なのか。

そういえば、先日BYD-ATTO3という車が走っているのを目にした。

中華製の車が日本の公道を走ることは、昭和生まれの私にとっては少々衝撃的だった。

それと同様に中華製のムーブメントは今や侮れない存在なのだろう。

家電に続きMade in Japan神話が崩れるのは、自動車か時計か・・・

ケース細部の質感は良好。正直言って数年前のSEIKOより良い印象。

ケース12時側には刻印も施されている。たぶん裏スケのガラスの面積を目一杯取ったため、裏側に刻印ができなかったから12時側に持っていったんでしょう。

続いてこの時計のキモ、CAL5000a マイクロローターは、「見た目の高性能」とは裏腹に

・ハック機能なし

・パワーリザーブ42時間

・デイトなどの追加機構なし

と実は大したことないので、見た目重視であることは否めない。

また、各パーツのエッジは高級時計のように面取りされた形跡はなく、手作業は特段なさそう。

しかし、コートジュネーブ、クレドパリは結構高精度で施されている。10倍程度の拡大鏡で観察してみたが、粗さや雑さは全く見受けられず驚いた。高精度な研磨・切削技術にて作られていることがよくわかる。

弱点はなにか?

先ほども少し触れたが、弱点はいくつかあると思う。

今や3万円の自動巻の時計でもハック機能は当然のごとくついている。

高級時計にしか搭載されないはずのマイクロローターなのにハック機能がないことは、矛盾している。

また、リューズは無印。こんなノッペリとしたリューズであれば、「B」などの刻印は入れてほしいと思う。

あと、円安や今回関税がかかったという要素もあり、コスパはそこまで良いとは感じない。

9万円であればスイス製、日本製の高精度の機械式時計がそこまで少なくない選択肢から選べることも事実。内容や質感を考慮して感覚的には4〜5万円であればかなりのコスパと思えるが、この時計の名称MR01からもわかるよう「マイクロローター」という付加価値にかなりのウエイトを注いでいることは事実だろう。

その付加価値に価値を見出せない人にとっては決してコスパの良い時計にはならない可能性がある。

よって万人におすすめできる時計ではないということになる。

しかし、この見た目と、雰囲気、相当なセンスと美意識がないとなかなか出せるものでもないのも事実。

そう言った意味ではコスパは良い?と考えることもできるからこそ、発売当初から多くの人気を集めているのだろう。

私も今のところ満足しています。



ABOUT ME
CI-369
高校生の時に図書館で「男の一流品図鑑」を見たことがきっかけとなり、以時計収集の趣味に目覚める。これまで所有した機械式腕時計は100本以上。

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